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◆中小企業診断士第1次試験一部科目免除について
中小企業診断士試験の第1次試験において、一部科目が免除される制度があります。
免除の条件としては下記の2つがあります。
- 科目合格による免除
- 他の資格による免除
◆科目合格免除
第1次試験は、科目合格制ですので、合格した科目は申請すると免除されます。
ただし、科目合格した科目は永久と言うわけではなく、有効期限は3年ですので、
受験しようとする年度の前年、前々年に科目合格した科目に限られます。
◆他の資格による免除
次に該当する者は、第1次試験の一部科目が免除になります。
免除科目 | 対象資格等 | 証明書類 |
---|---|---|
経済学 経済政策 |
大学等の経済学の教授・助教授 (通算3年以上) |
在職証明書 (期間記載) |
経済学博士 | 経済学博士証明書 | |
公認会計士試験第ニ次試験(旧試験も含む) において経済学を受験して合格した者 |
経済学を受験して合格したこと が分かる合格証明書 | |
不動産鑑定士、不動産鑑定士補 (二次試験合格者を含む) |
登録証明書 登録通知書 試験合格証書 |
|
財務・会計 | 公認会計士、会計士補 (会計士・会計士補となる有資格者を含む) |
登録証明書 公認会計士試験合格証書 旧公認会計士試験第2次試験 合格証明書 |
税理士(試験合格者、試験免除者等) | 登録証明書 税理士証票 試験合格証書 試験免除決定通知 弁護士名簿登録通知 |
|
経営法務 | 弁護士(司法試験二次試験合格者等) | 弁護士名簿登録通知 試験合格証書 |
経営情報 システム |
技術士(情報工学部門登録者に限る)、 情報工学部門による技術士となる資格を有する者 |
技術士登録証 試験合格証書 |
システムアナリスト、アプリケーションエンジニア、システム監査 プロジェクトマネージャ、 ソフトウェア開発、第1種 情報管理システム監査、特種の情報処理技術者試験合格者 (ITストラテジスト、システムアーキテクト、応用情報技術者も対象に。) |
情報処理技術者試験合格証書 情報処理技術者試験合格証明書 |
第1次試験の試験科目は、経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理(オペレーション・マネジメント)、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策の7科目ですが、
他の資格によって免除される科目はうち4科目の「経済学・経済政策」、「財務・会計」、「経営法務」、「経営情報システム」です。
企業経営理論、運営管理(オペレーション・マネジメント)、中小企業経営・中小企業政策の免除はないようです。
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